2022年4月6日

ボローニャを拠点に与信およびビジネス情報システム、アウトソーシングおよび処理サービス、また事業開発の高度なデジタルソリューションおよびオープンバンキング事業を展開するグローバルカンパニーのCRIF S.p.A.は、米国のPrudential Financial, Inc.NYSE:PRU)の傘下にあり、国際的な私募発行市場を牽引するPricoa Private Capitalを通じ、債券の発行と販売を開始しました。これは、総額17,500万米ドル(またはユーロ相当額)を上限とする起債の可能性を提供するシェルフファシリティのうちの4,500万ユーロです。

この新規私募債は、第1回(2016年7月)の5,000万ユーロ、第2回(2020年4月)の3,000万ユーロ、第3回(2021年4月)の4,500万ユーロに続くもので、これにより、シェルフファシリティの3年間延長と併せて上限額が17,500万米ドルに拡大されました

4,500万ユーロの債券は、固定金利で12年の償還期間を持つシングルトランシェとして発行されています。このシェルフファシリティでは、CRIF S.p.A.に、今後3年間で総額1億7,500万米ドル(またはユーロ相当額)を上限とする登録をPricoa Private Capitalに要請できるオプションが加えられています。

「景気動向の停滞にもかかわらず、CRIFは成長傾向とグローバルポジショニングを維持し続けており、昨年はそのイニシアチブと収益の面でさらなる成長を実現しました。この米国私募債により、当社の資金調達ソースにさらなる多様性が加わり、拡大戦略を支える債務プロファイルが拡張されました。具体的には、2021年の優れた業績にもとづき、当社は2021年から2023年の3年間における総額35,000万ユーロ相当のグローバル投資戦略を策定したところです」と、CRIFCEOであるCarlo Gherardiは述べています。「また強調すべき点は、Pricoa Private Capitalと締結したシェルフファシリティにより、いかに強い堅実性がもたらされ、このような困難な時期に、米国を含めた国際市場での債権発行を可能にしたかということです」

2021年の連結売上高が6億ユーロに達したCRIFは現在、欧州大陸の銀行および信用情報分野における主要サプライヤーであり、ビジネス・商業情報の統合的システムと与信・マーケティング管理における世界規模のプレーヤーです。

Greenberg Traurig Santa MariaがCRIFの法律顧問を務め、Akin Gump Strauss Hauer & Feldが投資家を代表し、ドイツ銀行のトラスト&エージェンシーサービスチームが発行代理銀行の役割を果たしました。